ゴルフの練習の他にストレッチやトレーニングをお勧めすると、「いやいやいや〜もうこの歳になって本格的にやっては…」とゴルフの為にストレッチやトレーニングをする事は競技ゴルファーやプロゴルファーがする物と別に考えられている方が多くいらっしゃいます。
ゴルフフィットネスが導入されている施設では、時には練習はせずにストレッチだけして帰られるゴルファーもいらっしゃいます。基礎体力をつけることで膝の痛みや大病から身を守ることができて、結果的にゴルフスイングや飛距離の悩み解決に繋がったらいかがでしょうか?
「身体が変わるとゴルフが変わる」と良く言ったものです。
例えば…テイクバックの際に前傾姿勢が解けてしまうことを改善したいとの相談に、トレーナーの見解として猫背(胸椎伸展に可動域制限がある)が原因で腕がスムーズに上がらず上体が起きてしまうのではないかと想定します。技術の問題が身体の問題だとしたら、ゴルフの問題解決にスイング練習の他に柔軟性や姿勢の改善方法があることもお伝えしたいところです。
生活習慣を工夫したりエクササイズとゴルフを紐付けることで、健康とゴルフの問題を一緒に取り組み解決していくことができるんです。先ずはゴルフと健康の2つの目標を設定するところから始めます。「ゴルフの目標」はゴルファー自身から飛距離アップや後半崩れるスコアを安定させたいなど、「健康の目標」は体の専門家(ゴルフフィットネストレーナー)から柔軟性・筋力や姿勢などをチェックしてもらい体の優先的に改善が必要な部分を確認提案してもらいます。(もし痛みや体で心配なことは、必ず相談してください。)
①ゴルフ目標…
- ゴルファーからゴルフでの悩みや希望を伝えます。
- 何ヤード飛ばしたい、スイングのどの問題を解決したいか具体的に伝えます。
- ゴルフコーチに習っていた場合は情報を共有します。
②健康目標…
- 指導者が柔軟性・可動域・筋力・姿勢・歩き方などを確認します。
- 既往歴や現病歴に痛みがある箇所や健康の不安を伝えます。
- 通院していたらドクターと情報を共有します。
③優先順位…
- ゴルフと身体の状態を紐ずけます。
- スイングの課題と身体の問題を擦り合わせながら優先順位を決めます。
- 生活習慣の中に無理のないように組み込んでいきます。
誰でも最初は自分の体を知るところから始まります。先ずはゴルフコーチやトレーナーと相談して、「ゴルフ」と「健康」2つの目標を持つことから始めてみましょう。
…ゴルフボディチェック!